新型コロナの流行も少し落ち着きを見せてきており、山形県では40日以上新たな感染者は出ていません。緊急事態宣言・営業自粛は解除となり、学校も普通に授業が行われ、街は徐々に以前のにぎわいを取り戻しつつあります。しかし、3密を避けるために大きな祭りや花火大会は中止となり、マラソン大会も今年はほとんどが中止になると思います。来週には全国で県境をまたぐ移動の自粛が解除され、県外から観光客がまたやってくるでしょう。また、8月のお盆には、ある程度の民族大移動が起きると思います。それ自体は喜ばしい事なのですが、その後に新型コロナ流行の第2波が起きる可能性が十分にあります。
首都圏では、熱のある患者さんは診療しませんという診療所も珍しくないようです。酒田ではそんなトンデモナイ診療所はないと思っていたのですが、他の医療機関で「熱のある患者さんは診られません」と断られて、当院を受診した患者さんが何名かいらっしゃいました。もちろん全員コロナらしくはなく、無事に軽快されているようです。ただ、絶対コロナでないとは言い切れないと思いますので、熱のある患者さんは、あらかじめ電話をして経過をお話しください。場合によっては、時間を指定したり、また車の中で待機していただく場合もありますので、その指示に従っての受診をお願いします。
(写真は、2019年10月の酒田つや姫ハーフマラソン救護部の集合写真です)
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