医療従事者に対するワクチン接種がついに始まりました。今のところ対象は限定的ですが、2万人弱の方々に順調に接種されているようです。大きな副反応は見られていません。3月からは、全ての医療機関従事者に対してワクチン接種が始まる予定ですが、ニュースでも報道されているように、ワクチンが思うように入ってきていません。酒田地区では、日本海総合病院の職員に対して3月初旬から接種が始まる予定のようですが、対象者が1500名以上と多く、1回の分配量では足りない状況です。次週以後の分配分と合わせて、3月中には完了するものと思われます。私を含めた他の医療機関の従事者は、当初3月15日と4月4日に接種を受ける予定でしたが、全くワクチンが足らず、2週間以上遅れて接種開始となる予定です。おそらく、4月中には全医療従事者に対して接種が完了すると思われます。
さて、4月12日から高齢者に対してコロナワクチンの接種が始まると、河野大臣が述べていましたが、この週に分配されるワクチンはかなり少なく、山形県全体で1000人分程度、酒田には配給されたとしても100人分、もしかしたら配給がないかも知れません。翌週にはその5倍の量が分配されますが、それでも酒田市で500人分程度です。酒田市の高齢者は35000人以上いますので、対象者の1%強の数しかなく、全く不十分です。5月になるとファイザーから納入されるワクチンは増えてくるようですので、高齢者に対する接種が本格的にできるようになるのは、5月中旬以後、もしかしたら6月からかもしれません。
今の酒田市の状況を考えると、あまり焦る必要はありませんので、気長に体制が整うのを待つしかないと思います。いつかはワクチンはやってきます。その時まで、いやワクチンをうってからも、マスク、手洗い、三密を避けるなどの感染対策をしっかりと続けていきましょう。(写真は、高齢者施設で飾られていた鵜渡川原人形です)
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